前から見たいな~と思いつつ、なかなか見る機会の無かった「ザ・ムーン」をGyaOのネット配信で見ました。
画像が映ってるなら第2エンジン?を切り離す瞬間です。
なんかこういうシーン感動しちゃうんですよね~
自分はアポロ11号月着陸をリアルで見た古い世代なので色々と思うところが多いのです。
原題は「THE SHADOW OF THE MOON」。
月の影、という意味なんですね。
地球から月に向かうとき真っ暗になる瞬間があり、それが月の影に入った時だと。
月にまで行ったのは人類のうち、たったの12人。
多いのか少ないのか。
アポロ8号が実は地球周回で戻ってくる予定がソ連(当時)が月周回を計画していたから
急拠月周回に切り替えたって話は初耳でした・・・!
この時の周回により、次の11号の着陸のデータが収集できたんですね。
実は当時のTV番組で「こんな風に回りました」なんて説明を覚えてるぐらいだったのです・・・・。
このほかにアポロ計画に至るまでの失敗や犠牲の多いこと、多いこと・・・
ものすごい金額がかかったことと思います。
各宇宙飛行士の語りが良かったです。
みんなもう80近いんだけどしっかりしてて、かっこよくて・・・
何よりもみんなポジティブ!
リフトオンの瞬間や地球帰還の大気圏突入の経験も体験したものしかわからないリアルな言葉でものすごく
勉強になったというかなんというか。
もちろん宇宙飛行に関する数々の言葉も嬉しかったけど、感慨深かったのは当時の社会問題のベトナム戦争についての考えが語られていること。
「アポロ計画のおかげでベトナムに行かずにすんだ」
この言葉の重みをすごく考えました。
一番かっこよかったのはやっぱりアームストロングさん。冷静だったそうです。
だからこそ、あの名言「一人の男にとって小さな一歩だが人類について大きな一歩」の言葉が言えたのでしょう。
そしてその時宇宙船にいて、、一人月に降りられなかったコリンズさんが
「もし僕がおりていたら、月に来たぞ、ブラボー!でそんな言葉を言えなかった」
「一人を楽しんでいた」の感想も変に負け惜しみでなくてよかったです。
そして映画にもなった「アポロ13号」の模様もリアルに伝えられ、映画以上に過酷だったのだと感慨。
そののちの月面車や月の調査の様子も写されていましたが、アポロ以後月には人類は行っていない、
のテロップがなんだかさびしいというか・・・・
月の地平線から昇る地球の美しいこと・・・・
「宇宙に行ってからは色々気にならなくなった」
神の視点をもったということでしょうか。
飛行士たちの人生観を変える体験だったのでしょう。
もとアポロ大好き少女としてはとても嬉しい映像の数々だったのでした。
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